2013年8月8日木曜日

実物のカンフル剤が家から出てきた日記。

家を片付けていたら昔の薬品が出てきた。ビタカンファーという聞いたこともない薬品であったので、家にあったらヤバイ薬品ではないかと思いとりあえずググってみた。検索した結果はこれはいわゆるカンフル剤というもので、ビタミン剤+カンフル剤でビタカンファーということが分かった。

カンフル剤という言葉は比喩表現ではよく聞くが実物は見た事ない人が多いことと思う。カンフル剤やビタカンファーで検索しても実物の画像がほとんど出てこないのでここに記録しておこうと思う。(広島原爆資料館の保存資料記録にあるのが1つだけ確認できた。)

カンフル剤の語源ともなったビタカンファー。
くすのきから取れる樟脳から作られる。
いわゆる強心剤というもの。
カンフル剤は重病や末期の患者に打たれていたものらしく、
色んなサイトを読むと亡くなる前にはとりあえずカンフル注射を射っていたようだ。

昭和30年頃には効果を疑問視され、あまり使用されなくなった。
しかし、一部のおじいちゃん先生等の要望で平成に入っても製造は細々と続けられていたらしい。

同封されていた説明書。

ちなみにこのビタカンファーは武田薬品さんに連絡をとったところ、着払いで武田薬品さんが引き取ってくれた。本当に有難い。

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