ますますマス夫さん: 大型冷蔵庫の選び方　まとめ　（見かけの容量に騙されるな!!）

冷蔵庫が安くなる時期は7月から8月の頭

　家を建ててから１０年以上経ちその頃かった電化製品等がそろそろ買い替えの時期になったので、順次入れ替え始めている。８月の２週目に入ってから冷蔵庫を探し始めたのだが、商品によってはもう入れ替え等で既になくなっていたり、人気の色は選べなくなっていた。
　冷蔵庫の新商品の発表は夏の終わりから秋にかけて行われるみたいなのでそれを考慮して安い時に買うか、新商品を買うか検討しなくてはいけなかった。しかも２０１３年は酷暑により冷蔵庫が壊れ買い換えるという人も多かったみたいで例年以上に人気商品は早くなくなっていたみたいだ。

　商品の発表もメーカーによって多少のばらつきがあるので一概には言えないが冷蔵庫は7月に決めるのが、安くかつ商品（色やグレード）を選べる時期だとおもう。

冷蔵庫を大きさで選ぶか機能で選ぶか。自分は大きさで選んだ。

　例えば冷蔵庫の置ける大きさというのは大体限られてしまう。ウチの場合は冷蔵庫を置く場所自体の余裕はあったのだが、冷蔵庫を運搬する際の通り道の幅が最小で７２㌢だったので横幅が６８．５センチ（どのメーカーもこの幅のサイズの冷蔵庫を出している）の冷蔵庫でできるだけ大容量のものを探した。

冷蔵庫を置く場所は排熱のため左右と上部は必ず余裕を持って設置しなくてはいけない。左右は特にドアの開くスペースも考慮に入れなくてはいけない。また背面は最近の冷蔵庫は排熱していないのでピッタリ設置することもできるが多少の隙間はあったほうがよいだろう。

１０年前の冷蔵庫は横幅＞奥行きだったのが最近の冷蔵庫は横幅＜奥行きになっていたのに驚いた。もしかしたら背面の排熱がなくなったこととかが関係しているのだろうか。奥行きが深くなった分奥の物が取り辛くなった。

横幅６８．５㌢で一番大きな冷蔵庫はどれか。見かけの容量にご用心!!

うちに設置できる冷蔵庫で大きなもので価格コムの売上ランキングで上位に入っているものをピックアップしてみた。

日立５６５L
三菱６００L
東芝５５６L
パナソニック５５２L

この中で大きなものを選ぶとしたら断然三菱になるだろう。しかしこの大きさは実際に物が入れられる容量では無いことに注意しなくてはいけない。

実際には食品収納目安の表記が書かれているのでこっちを比べないといけない。カッコ書きにされてたりするので、よく注意しないといけない。

実際の食品収納量の参考　

『日立５６５L』　冷蔵室２９５L　冷凍室９０L　野菜室７４L 製氷室６L
『三菱６００L』　冷蔵室３１０L　冷凍室７７L　野菜室７1L　製氷室４L
『東芝５５６L』　冷蔵室２８１L　冷凍室７８L　野菜室７８L　製氷室７L
『パナソニック５５２L』　冷蔵室２７６L　冷凍室９２L　野菜室８６L　製氷室５L

（注意）

冷蔵室の食品収納目安は書かれていなかったのでそのままの容量
冷凍室はサブの冷凍室（切替室や新鮮凍結ルーム）を含んだ容量

　　　　　
こうやって比較してみると圧倒的に大きいと思っていた三菱がそこまで大きくないというのが分かる。

自分はこれらの冷蔵室や冷凍庫の実際収納量や値段を勘案して日立の冷蔵庫を買った。

価格コム比較参考URL

購入した冷蔵庫。前面ガラス張りなので反射している。
前面にはマグネットつかない。

冷蔵庫を機能で選ぶ。各社の特徴を簡単に。

今回日立の冷蔵庫で家族に評判が悪い点がひとつ合った。それは野菜室が一番下に有る点だ。

今まで東芝の冷蔵庫を使っていたので野菜室が真ん中にあったのだが、それが日立に変わって一番下になったので使い勝手が悪いと言われた。もともと日立は野菜中心蔵といってたぶん野菜室真ん中のパイオニア的存在だったと思うが。

各社の簡単な特徴

日立　真空チルド室　電動引き出し
東芝　真ん中野菜室　野菜の保存も良い　野菜がメインなら東芝一択。　某掲示板で人気。
三菱　切れちゃう冷凍　製氷機丸洗い
シャープ　プラズマクラスター　　
パナソニック　エコナビ　ナノイー　スマホ連動　冷凍室や野菜室大きい。

他にも特徴は色々あるのであくまでも簡単な参考程度に。

やっぱり新商品が欲しいけど

ビックとヨドバシの２店を回ったのだが、日立の冷蔵庫はもう展示すらなくなっていた。だったらせっかくだし新商品がでたら買おうかなとも考えたが、新商品は価格コムの現商品の値段推移を見ても１０万以上高くなるのが容易に想像できた。新商品のエコ性能の向上による電力費の節約もさすがに１年で１万は行かないだろうから、ライフサイクルコストを考えると安い現行型を買うのがベストであった。それでヤマダ電気も探して見たところまだ在庫があり、色もブラウンがちょうどキャンセルが出たらしく最後の１台を運良く買えた。

しかし大型家電の値段の下落はこんなにも大きなものなのか。余裕で１年で半額になるとは。